Introduction

 

不況に喘ぐ英国北部の炭鉱の町を舞台に、ひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描いた映画「BILLY ELLIOT」(邦題「リトル・ダンサー」)。ミュージカル版は映画に続き、名匠スティーヴン・ダルドリーが演出し、2005年5月にロンドンで開幕するやいなや観客はビリーの圧倒的なパフォーマンスと、作品の持つ巨大なエネルギーに熱狂し、オリヴィエ賞4部門、トニー賞10部門を制覇した。

 

2020年舞台写真より 撮影:田中亜紀

 

2017年日本初演、2020年に再演を迎え、連日多くの観客が劇場に詰め掛け、劇場を興奮と感動の渦に巻き込んだ。日本演劇界にも一大旋風を巻き起こした本作は、2017年の菊田一夫演劇賞 大賞、読売演劇大賞 選考委員特別賞など数多くの演劇賞を受賞する快挙を達成。

そんな超大作ミュージカル『ビリー・エリオット』が2024年7月~11月に上演決定!
今回も1年以上にわたるレッスンを積み、新たなビリー役が誕生する。

 

観客の心を揺さぶる奇跡のミュージカル『ビリー・エリオット』にご期待ください!

自分らしく生きて、なにが悪い!
バレエに目覚めた少年が追い求める夢に、誰もが心を揺さぶられる。

ミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』

期 間
2024年7月~11月
東京公演・大阪公演あり
上演時間

約3時間(休憩あり)

※演出の都合により、変更になる可能性がございます。

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Staff

脚本・歌詞 リー・ホール
演出 スティーヴン・ダルドリー
音楽 エルトン・ジョン
主催 ミュージカル『ビリー・エリオット』2024製作委員会

Story

2020年舞台写真より 撮影:田中亜紀

 

1984年の英国。炭鉱不況に喘ぐ北部の町ダラムでは、労働者たちの間で時のサッチャー政権に対する不満が高まり、不穏な空気が流れていた。数年前に母を亡くした少年・ビリーもまた、炭鉱で働く父と兄、祖母と先行きの見えない毎日を送っていた。

 

父はビリーに逞しく育って欲しいと、乏しい家計からお金を工面し、ビリーにボクシングを習わせるが、ある日、バレエ教室のレッスンを偶然目にし、戸惑いながらも、少女達と共にレッスンに参加するようになる。ボクシングの月謝で家族に内緒でバレエ教室に通っていたが、その事を父親が知り大激怒。バレエを辞めさせられてしまう。

 

しかし、踊っているときだけはツライことも忘れて夢中になれるビリーは、バレエをあきらめることができない。そんなビリーの才能を見出したウィルキンソン夫人は、無料でバレエの特訓をし、イギリスの名門「ロイヤル・バレエスクール」の受験を一緒に目指す。

 

一方、男手一つで息子を育ててきた父は、男は逞しく育つべきだとバレエを強く反対していたが、ある晩ビリーが一人踊っている姿を見る。それは今まで見たことの無い息子の姿だった。ビリーの溢れる情熱と才能、そして”バレエダンサーになる”という強い思いを知り、父として何とか夢を叶えてやりたい、自分とは違う世界を見せてやりたい、と決心する。

 

11歳の少年が夢に向かって突き進む姿、家族との軋轢、亡き母親への思い、祖母の温かい応援。度重なる苦難を乗り越えながら、ビリーの夢は家族全員の夢となり、やがて街全体の夢となっていく・・・。

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