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【2024年7月~11月上演】Daiwa House presents ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』歴代ビリーエリオットアンケート!
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劇場を興奮と感動の渦に巻き込んだ大ヒットミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が2024年7月に3度目の上演決定!17年日本初演・20年再演時に厳しいオーディションを経て、ビリー・エリオット役に抜擢された9名に当時の心境を質問!オーディションやレッスンの話・千秋楽を迎えたときの気持ちなどをお答えいただきました。

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▼2024年ビリー役4名の魅力をご紹介!▼

2017年 ビリー・エリオット

2017年 ビリー・エリオット

加藤航世

kato kosei

2017年上演舞台写真/撮影:阿部高之

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
スタジオの先生がオーディションのチラシを渡してくれました。どんなミュージカルかも全然知らなかったのですが、バレエの話だと聞いて受けてみようと思いました。
 
Q.自分が受かったのはなぜだと思いますか?
本当に分からないです。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
器械体操、タップ、フライング、歌、演技、全てが初めてのことを習えるのが楽しかったです。毎日充実していました。辛いことはそんなになかったです。
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
炭鉱の仲間。
 
Q.千秋楽はどんな気持ちで迎えましたか?
毎回毎回、前回よりももっと完璧にやろうと思っているうちに、あっという間に千秋楽になりました。千秋楽の舞台では、「このセリフを言うのはこれが最後、この演技をするのはこれが最後」と感じながら演じていました。
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
20歳です。ロシア国立ワガノワ バレエアカデミー、オランダ国立バレエアカデミーを卒業し、現在はルーマニアの劇場で働いています。
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
昔からの夢だったからです。
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
チケットを買って観に来てくださるお客様に、常に最高の舞台を見せなければならないという自覚が生まれたと思います。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
この前(前田)晴翔にお誕生日のメッセージを送りました。
 
Q.本記事の読者にお知らせしたいことがあればご自由にお書きください。
毎年夏は帰国して日本でも踊るので、是非観に来てください!
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
長いようですが、振り返ってみると稽古も公演もあっという間です。一日一日を大切に楽しんでください!
 
Q.『ビリー・エリオット』の魅力、出演した感想、今役立っていることなど、ビデオメッセージ

2017年 ビリー・エリオット

木村咲哉

kimura sakuya

2017年上演舞台写真/撮影:阿部高之

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
僕の兄がオーディションを受けると聞いて自分も受けてみたいと思ったからです。
 
Q.自分が受かったのはなぜだと思いますか?
メンタルがマイナスになっても根気強く努力と練習を重ねることが出来たからだと思います。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
残り10人となった選考で2つのチームに分けられた時、自分が選ばれたチームではない方に上手な人が沢山いて、このままだと落ちるのでは?と思ってしまった事が一番辛かったです。
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
客席いっぱいのお客さんの視線の暖かさを感じ、心地良いビリーの世界に入ることが出来ました。
 
Q.千秋楽はどんな気持ちで迎えましたか?
このカンパニーでの『ビリー・エリオット』はもう出来ないんだとか、今までやってきたことの達成感などの色々な気持ちで泣いてしまったことを覚えています。
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
17歳、高校2年生、芸能コースです。
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
芸能活動を続けていくために芸能コースがある高校に行きたかったからです。
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
今も芸能活動を続けているのですが、ビリーが終わった後の7年間、色々な舞台に出演させていただいています。それはビリーがなければ芸能活動をしていることすらもなかったであろうご縁だなと思うし、それをやり遂げられたこともビリーの舞台に立たせていただいたからだと感じています。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
一昨年になるのですが、未来和樹くんが主催・演出・構成・振付・出演したライブ『伝苑』で共演しました。
 
Q.本記事の読者にお知らせしたいことがあればご自由にお書きください。
ビリーがきっかけで僕を知ってくださったファンの方々が今でも応援していただいていることをとても感謝しています。それを励みにさらに頑張ります。(次回作2024年7月~『BOLERO』-最終章-)
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
ロングランなので怪我などしないように自分の身体を大切にして下さい。そしてオーディション期間でたくさんのことを乗り越えてきたビリーだからこその最高のパフォーマンスをお客さんに見せてあげて下さい。
 
Q.『ビリー・エリオット』の魅力、出演した感想、今役立っていることなど、ビデオメッセージ

2017年 ビリー・エリオット

前田晴翔

maeda haruto

2017年上演舞台写真/撮影:阿部高之

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
オーディションの詳細を見た時、ビリーを演じるために一年間に渡りバレエ、タップダンス、器械体操、演技、ボーカルの訓練を受けられる、というのを見て、すぐに興味が湧きました。色んなジャンルのダンスや、今までやってみなかったお芝居や歌を学べる機会を通して自分の実力を上げられるいいチャンスだと思い、応募を決心しました。特に昔からストリートダンスの先生にバレエを学べば芯がぶれず、踊り方にもっとキレができ、絶対ためになると言われてたいたので、バレエを学べるということにとても魅力を感じました。
 
Q.自分が受かったのはなぜだと思いますか?
受かる自信がなかったわけではないですが、合格を言い渡されるまでは結果について自分自身も非常に不安でした。実際、当時絶対受かる!って思っていた子も落ちてしまったので、今考えても僕が合格できた理由は絶対これだった!という確信的な理由は分からないです。でも僕は過酷なレッスンの中、一回も諦めたいと思ったことが無かったのは事実で、絶対受かって僕はビリーを演じるんだ!という強い思いは常に満ち溢れていたと思うので、僕の情熱や真っ直ぐさをありがたいことに高く評価していただいたんだと思います。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
オーディションがきっかけで出会えたたくさんの仲間と毎日レッスンを一緒に受けること自体がとても楽しかったです。毎日新しいことを吸収し、お互いのことも高め合えているのがとても感じられて、今思えばとても青春ぽいことを小学生の頃に経験していたように思います。逆に辛かったことは、その大切な仲間が徐々に減っていったことです。ビリーの長期のレッスン期間中、途中で何回か何人かが落とされるのですが、その度に一緒に頑張った仲間が去る時毎回泣きながら抱き合ってました。僕の分まで頑張って欲しい、と色んな子に言われていたのを覚えてます。みんなの分まで頑張るためにも絶対諦めちゃいけないって決心してました。
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
決して照明のせいではなく、本当に輝かしくて美しかったです。 幻想というか、あの光景をみたら誰でも圧倒されると思います。スポットライトが当てられて、僕一人があの大きな劇場で1000人以上に注目されることは、今まで感じたことがない快感でした。ステージの上ではこの世界が僕のものだ、みたいな、なんでもできてしまうような不思議で気持ちいい感じでした。
 
Q.千秋楽はどんな気持ちで迎えましたか?
大千秋楽を僕がやらせていただいたのですが、全公演の最後の一回を必ず美しく、完璧に締めくくらないといけないという大きな負担がありました。絶対縄跳びに引っかかってはいけない、そう思いました。
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
現在19歳、TOZというアイドルグループに所属しています。
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
もともと人前に立つのが好きだったので、ステージに立って人々を楽しませるエンターテイナーになりたいと思ってたのですが、その夢が「アイドル」という形になったのはビリーを演じた経験が影響していると思います。ずっとダンスだけをやってきて、ビリーのオーディションを受けて初めて歌と演技を習ったのですが、歌や演技を通して表現することもとても楽しいということを知りました。 歌いながら踊ることをこれからもずっとやっていきたいというふうに思いました。
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
ミュージカルのステージは客席からとても近いので、観劇される方々のお顔がとてもよく見えるんです。なので演技している間ももっと感情をしっかり伝達するためによくお客様の顔を見ながら歌ったりお客様にむかって台詞を言ったりしていたのですが、そのおかげで歌手の仕事をしながらステージの上からでもファンの方々としっかりアイコンタクトをとりながらパフォーマンスができるようになりました。やっぱり昔の経験がこういうとこで活きていると思います。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
お正月に他の初代ビリー達にあけましておめでとうのラインを送りました!ビリーの公演中よく楽屋や移動中にコウセイ君とポケモンを一緒によくやっていたのですが、いまだにやってるか聞かれました。僕はもうやめたと返したところ返事が返ってきません。
 
Q.本記事の読者にお知らせしたいことがあればご自由にお書きください。
僕は今TOZというアイドルグループに所属しているのですが、たくさん応援していただけると嬉しいです☺️
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
まず、長い道のり、本当にお疲れ様です!皆さん本当におめでとうございます!みなさん一人一人だけが出せる「ビリー」が必ずあると思うので、自分らしく個性を思いっきり発揮していただきたいです!人生に一度しか演じられないビリー、全力で毎公演を楽しんでいただきたいです!無理はせず、くれぐれも怪我には本当に気をつけてください!幸運を祈っとるよ🤞
 
Q.『ビリー・エリオット』の魅力、出演した感想、今役立っていることなど、ビデオメッセージ

2017年 ビリー・エリオット

未来和樹

mirai kazuki

2017年上演舞台写真/撮影:阿部高之

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
これはビリーを志す人全員に多かれ少なかれ共通することかもしれませんが、誰に何と言われようと一途にバレエを愛しダンサーを夢見るビリーの姿に、自分が重なったからというのが一番の理由です。ビリーと同じように地方で生まれ育ち、何よりもダンスを愛する僕だからこそできるビリーがあるのではと思って応募しました。
 
Q.自分が受かったのはなぜだと思いますか?
情熱と根性かなと思います。すでに舞台で活躍していたりダンスの大会で好成績を収めていたりと、確かな実力と経験を持ち合わせた候補生に囲まれ、歌とダンスを愛する一少年に過ぎなかった僕がどうすれば張り合えるだろうと頭をひねったとき、成長率で勝負するしかないと確信しました。1年に渡る育成型オーディションの中、毎日2~3時間前にはレッスン場に入って自主練をしたり、毎回のレッスン中先生が仰ったことを一言一句暗記してレッスンが終わると同時にノートに書きなぐったりと、今振り返ると狂ったように努力していました(笑)。でも、そのおかげで色んな技がどんどんできるようになっていきました。その狂気的なまでの情熱と根性こそが僕をビリーへと押し上げてくれたんだなと今は感じます。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
1年近いオーディション期間を共にすごしたビリー候補の仲間たちは、ライバルでありながら、それ以上に、同じ高みを目指す同志でした。 オーディションが進んでいく中で、そんな仲間たちと別れていくことが何よりも辛かったことを覚えています。
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
Dream Ballet でフライングをしている時の景色が今も忘れられません。ワイヤーで吊られて客席へ向かって飛び込んでいくとき、暗い客席の中にかすかに浮かび上がる、目を輝かせて見てくださっているお客様が僕には星のように見えて、まるで星空を飛び回っているかのような気持ちになっていました。 ビリーという役は10代の少年が演じるにはあまりにハードで、毎公演、戦地へ向かう戦士のような気持ちで舞台に上がっていましたが、あの景色を見ると全ての重荷を忘れ、今日も頑張って本当に良かったという気持ちだけに包まれていました。あの光景は今も鮮明に思い出されます。
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
21歳になりました。東京大学経済学部の2年生です。今は舞台活動は少し抑えていて、大学で経済学を勉強しつつ最近は起業もしていて、そちらの方も頑張っています。
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
僕は行き当たりばったりな人生が好きで、これまでも、その時「目指したい!」と思ったことを本気でチャレンジしてきました。だからきっとこれから先も様々なことにチャレンジしたくなるだろうと思い、この先どんなことに挑戦するとしても、その後押しをしてくれるような武器を身につけたいと思って今の大学に入りました。 これからも、勝手に自分に限界を作ることなく、自分のやりたいという気持ちに素直に向き合っていき、より多くの人を笑顔にできるような人間になりたいと思っています。
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
ビリーという大きな目標に向け死に物狂いで努力した経験は、間違いなく今の僕のあらゆる挑戦の原動力になっています。何かを目指す道半ばで壁に当たったとき、「今の僕より何歳も若い僕があの時あれだけ頑張れていたんだから、このくらいの困難はどうってことない」といつも思うことができ、壁を乗り越えるエンジンになっています。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
初代ビリーとは時おり連絡を取り合っています!晴翔が韓国のオーディション番組に出演した際は応援のメッセージを送ったり、咲哉からは定期的に「かずきー英語の勉強の仕方教えろー」と勉強法のカツアゲをされたりしています(笑) 初代ビリーの仲間たちはそれぞれ自分の芯を持って自分の道を進んでいて、みんな本当に尊敬しています。
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
どんなときにも心のままに、自分らしくビリーを生きてください。
 
Q.『ビリー・エリオット』の魅力、出演した感想、今役立っていることなど、ビデオメッセージ

2017年 ビリー・エリオット

山城 力

yamashiro riki

2017年上演舞台写真/撮影:田中亜紀

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
シンガポールに住んでいた頃にイギリス版「ビリー・エリオット」DVDを観たのがきっかけです。あまりにもハマり過ぎて、1週間で何十回も観て、歌もなんとなく覚えてしまいました。その1ヶ月後にインターネットで「日本ビリー役募集」を知った時は正しく運命だと思いました。 
 
Q.自分が受かったのはなぜだと思いますか?
根拠のない自信があったからです。特技があった訳でもないのに何故かいつも自信たっぷりでした。今でも思い出すのが、初期のオーディション会場で他の男子の合格番号を呼ばれたのに、自分だと思い込み、皆の前で元気良く返事してしまって、、、笑 そんな怖いもの知らずな自分がいたから120%のビリー愛が出せたんだと思います。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
初めの頃はとにかくダンスレッスンが楽しくて毎日ワクワクしてました。ほぼダンス経験のなかった僕は少しでも成長できたら嬉しくてはしゃいでました。でもダンスは奥が深くて次第にがむしゃらに頑張っても越えられない壁ができて落ち込む日々が増えました。そんな時に演出家のサイモンさんから「君はキミらしく!」って言って頂いて初心に戻りました。それから自分なりのビリーを突き進める事が出来ました。
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
いつも開幕すると舞台である事を全く忘れてました。なので、イギリスの炭鉱町で家族や友達、仲間達と生きているビリーの世界だけしか見えてませんでした。 そして、終幕後のカーテンコールで沢山の方々が観てくださってたんだって気付いて、いつも感謝の気持ちに包まれました。今でも大きな拍手をいただいたあの感動は鮮明に覚えています。
 
Q.千秋楽はどんな気持ちで迎えましたか?
いつも通りでした。ビリーの世界で生きて、皆さんに感謝して、帰宅しました。その後です。えっ、まさかビリーの世界はおしまいなの?と急に寂しさが襲って来ました。長い間、ビリーを追いかけて、ビリーの世界で生きて、このまま普通にビリーであり続けるって思い込んでいたのでしょう。正直、山城力に戻るまでかなり時間がかかりました。笑笑
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
インターナショナルスクール12年生(最終学年)で、大学受験生です。
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
僕は生涯をかけて、社会的メッセージを深く伝えていけるような表現者になりたいと思ってます。 高校時代、視野を広げる為にアルゼンチンで生活し、ラテン文化や芸術を吸収しました。同時に様々な社会問題を目の当たりにして来ました。今後、大学でもっと多方面から社会や心理などを研究しながら好きな歌や芝居の世界でどのように表現していけるかを模索していきたいと思ってます。 
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
「ビリー・エリオット」を通して、表現する楽しさと素晴らしさを知りました。また、社会問題に興味を持つきっかけを作ってくれました。僕が目指している表現者像の全ての原点です。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
先日久しぶりにマイケル役だった持田唯颯君に会いました。待ち合わせ場所で背後から「おいダンス小僧」って声かけられて、わぁ〜マイケル懐かしいってテンション爆上がりでした。本当はイブの方がダンス上手いじゃんって思いましたが〜笑 
 
Q.本記事の読者にお知らせしたいことがあればご自由にお書きください。
今年6月にインターナショナルスクールを卒業予定で、今年は暗い?明るい?大学受験生です。1つ1つ目標を達成させていきながら人生の階段を登って行きたいです。 
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
 みんな違ってみんな良い!自分らしいビリーを見つけて、かけがえのないビリーの世界を楽しんでくださいね!
 
Q.『ビリー・エリオット』の魅力、出演した感想、今役立っていることなど、ビデオメッセージ

2020年 ビリー・エリオット

2020年 ビリー・エリオット

川口 調

kawaguchi shirabe

2020年上演舞台写真/撮影:田中亜紀

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
両親がビリーの募集をネットで見つけて、受けてみないかと言ってくれました。小学校の音楽の授業でロンドン公演のDVDを見たことがあったのと、初演の時の様子をSNSなどで見てすごくかっこいいと思ったので、受けてみようと思いました。
 
Q.自分が受かったのはなぜだと思いますか?
関西で1年間丁寧に優しく教えてくださったバレエ、タップ、器械体操の先生方のおかげです。先生方から教えていただいたことを最終審査でしっかり発揮することができました。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
バレエを教えてくださっていた先生のバレエに関するポイントやアドバイスの一つ一つがとても聞いていて楽しかったのを覚えています。毎回バレエのレッスンは「どんな話が聞けるかな?」とこっそり楽しみにしてました。笑
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
目に映るもの全てが幸せでした。オーディションの頃に見ていた舞台セットが目の前にあって、自分がビリーの衣裳を着ていることがとても嬉しかったです。
 
Q.千秋楽はどんな気持ちで迎えましたか?
やり残さないように全力でやり切ろうという感じでした。本番後も達成感でいっぱいで涙がこぼれました。
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
16歳の高校一年生です。普通科の高校に通ってます。
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
将来いろんな道を選択できるようにしたかったので、専門的な分野に絞らず普通科を選択しました。
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
大きな舞台を終えたことで得た自信によって、新たな舞台やバトンの大会など緊張するできごとに怖がらす、楽しんで挑戦できるようになりました。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
マイケル役だった航太郎が一緒にタップのレッスンを受けにいこうと連絡してくれました。大会期間中で難しく一緒にレッスンに行けなかったのですが、大会シーズンが終わったら一緒に行きたいです!
 
Q.本記事の読者にお知らせしたいことがあればご自由にお書きください。
現在バトンの全日本選手権に向けて練習をしています。世界大会の選考もあるので、もう一度世界大会に出場できるように頑張ります。
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
自分にしか出せない色で自分らしいビリーを表現して頑張ってください!

2020年 ビリー・エリオット

利田太一

toshida taichi

2020年上演舞台写真/撮影:田中亜紀

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
母とミュージカル「ビリー・エリオット」の映画をみて、いつか僕もビリーになりたいと思ったからです。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
開幕してからもレッスンが続いたことがつらかったです。本番やスタンバイをしながらの練習はハードでした。
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
全てがキラキラしていて眩しくて、今まで見たことのない光景が広がっていました。
 
Q.千秋楽はどんな気持ちで迎えましたか?
もう終わってしまうんだなぁという淋しい気持ちでいっぱいでした。
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
15歳8ヶ月 中学3年
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
俺はバレエダンサーになりたいんだ!
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
バレエの舞台に立つ時の表現や演技にとても役立っています。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
先日ローザンヌバレエ国際コンクールで入賞した時に皆んなからお祝いのメッセージをもらえました!ボイスメッセージも嬉しかったです!!みんなありがとう!!
 
Q.本記事の読者にお知らせしたいことがあればご自由にお書きください。
夏にあるバレエ公演に参加する予定ですが、まだ公表できないので発表できるようになったら僕のインスタに情報をアップします!チェックしてくれたら嬉しいです。
⇒Instagram:@taichi.toshida0603
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
今しかできないこの役を精一杯頑張ってください!!
 
Q.『ビリー・エリオット』の魅力、出演した感想、今役立っていることなど、ビデオメッセージ

2020年 ビリー・エリオット

中村海琉

nakamura kairu

2020年上演舞台写真/撮影:田中亜紀

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
ダンス教室の先生の影響です。ぼくは、姉の通うダンス教室の隣で空手を習っていました。送り迎えの都合でダンス教室に付いていったら、海琉もダンスをやらないかと先生に誘われました。最初はビリーと同じように、バレエなんて恥ずかしいし絶対ヤダという気持ちで、何度誘われても断っていましたが、ある時、先生に男の子がやるすごいミュージカル(海外)があると教えられ、それが「ビリー・エリオット」でした。はじめて見たときすごい衝撃で、一気にビリーに引き込まれ、その勢いでTAPダンスを始めました。その翌年、日本でもビリーの公演があるということを知り、張り切って小学2年生でオーディションを受けましたが、あっという間に落ちました・・・。
 
Q.自分が受かったのはなぜだと思いますか?
初演のオーディションでは、バレエがメインということもあり、上は白、下は黒といった同じような服装の子が多く、ぼくもその一人でした。あっという間に落ちたので、せめて次は審査員の目にとめてもらいたいという思いがあり、再演のオーディションでは、黄色いTシャツ、赤い半ズボンという全身目立つ服装(髪型は元々目立つので)で気合十分に挑みました。その結果、念願の1次審査を通過し大感激でした(笑)。オーディションが進むにつれて周りには、バレエや器械体操などそれぞれ得意なものがある子が残っていて、ぼくは、歌とタップダンスがどちらかというと得意だったので、バレエと器械体操をがんばりました。オーディション中はお互いにできないところは教えあって、みんなで頑張っていたので最後に選んでもらえたことは本当に奇跡だと思います。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
レッスンは全てすごく楽しかったです。初めてやることが多く、全然できなかったバレエや器械体操の技が少しずつできるようになっていくことが楽しかったです。難しかったことは、むしろ3歳から習っていた歌のレッスンです。「キレイに歌おうとしないで」と言われ、そんな風に言われたことがなかったので、すごく難しかったです。 辛かったことは、新型コロナの緊急事態宣言が出たことです。稽古場でのレッスンが無くなり、開幕出来るかどうかも分からない中、開幕を信じて気持ちを切らさずにリモートレッスンすることが難しかったです。自宅にあるものを舞台の小物に例えて練習していたので、稽古場に戻れた時はすごくうれしかったです。
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
舞台に上がった瞬間、ものすごい数のお客さんが見えました。コロナ禍で座席が1つ飛ばしでしたが、拍手はものすごく大きくて、とにかく嬉しかったです。カーテンコールでは、幕が下がってもずっと拍手をしてくださり、最後は立ち上がって拍手をしてくださった姿が忘れられません。コロナ禍なのでみんなマスクをしていましたが、カーテンコールでは会場のお客さんの表情がよく見えていました。最後まで手を振ってくれていた姿もしっかり覚えています。
 
Q.千秋楽はどんな気持ちで迎えましたか?
最後は思いっきり自分らしいビリーで楽しもう!と思い、千秋楽を迎えました。他にもコロナ禍で観に来てくださったお客さんや、ずっとそばで支えてくれていたスタッフさんなど、関わって下さった全ての方に感謝の気持ちを伝えたいと思っていました。舞台の稽古期間中はそれぞれの場面の気持ちを考えて演じていたのですが、開幕してからは、どんどん演じる感覚がなくなっていって、いつしか、もう本当の父ちゃん、本当の先生といったように舞台上のすべてが本物の空間に感じていました。だから、終わった時は、家族と離れるような寂しさが大きかったです。もっとやりたいという気持ちもありましたが、とても清々しい気持ちでした。
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
15歳で春から高校1年生です。高校は音楽科で声楽専攻です。
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
小さい頃から将来の夢がたくさんあって、獣医、調理師、漁師、生き物の研究者、伝統工芸士、野球選手とかコロコロと夢が変わって何でもやってみたいと思っていました。ビリーのインタビューでも毎回将来の夢が変わっていたと思います(笑)。でも、舞台を経験してから、同じ舞台に立つ大人の俳優さんが、すごく優しくて、かっこよくて、自分も謙虚で優しいあんな俳優になりたいという気持ちが強くなりました。音楽科を選ぶときに悩んだことは体育の授業や体育会系の部活が少ないことでした。
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
たくさんありますが、1つあげるとしたら同期のビリー3人からたくさんの刺激をもらっていることだと思います。ぼく以外、みんな国際大会で最高峰の賞をとるようなすごいメンバーです。ぼくは幼少期に絵画コンクールで賞をとったことしかないので(笑)、そんな仲間を通していろんな世界を知ることが出来ました。ビリー公演後にはバレエとタップダンスのコンクールに出場し受賞することができました。また、今年は本場ニューヨークの学校からスカラシップをいただき短期留学も決まりました。ビリーの舞台を経験し、この3人に出会っていなければ、見ることができなかった世界だったと思います。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
デニスが留学から一時帰国するたびに遊びに行っています。バスケをやったり、バッティングセンターにいったり、いつも体を動かしています。最新のエピソードと言えば、トランポリンで、宙返りの感覚を覚え、気づけば2人ともビリーではやっていない技をできるようになっていたことです。
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
まずは本当におめでとうございます。人生たった1回しか出来ないビリー役、他と比べるのではなく自分らしいビリーになってください。 公演は全員観に行きたいと思っています。楽しみにしています!
 
Q.『ビリー・エリオット』の魅力、出演した感想、今役立っていることなど、ビデオメッセージ

2020年 ビリー・エリオット

渡部出日寿

watanabe denis

2020年上演舞台写真/撮影:田中亜紀

Q.『ビリー・エリオット』のオーディションを受けようと思った理由を教えてください。
祖母が買ってきたDVDを見て、そのオーディションがもうすぐ行われると聞いて応募しました。
 
Q.自分が受かったのはなぜだと思いますか?
ビリーになりたいという気持ちがとても強かったからだと思います。
 
Q.1年以上のレッスンがありましたが、楽しかったこと、つらかったことなど印象に残っていることはありますか。
全てのレッスンがすごくいい雰囲気で楽しかったです。公演に向けての稽古でダンスの振り付けや台詞を覚えるのがとても大変でした。
 
Q.『ビリー・エリオット』の舞台に立った時、どんな光景が見えましたか?
自分があたかもビリーの世界に入ったかのような感じがしました。
 
Q.千秋楽はどんな気持ちで迎えましたか?
毎回たくさんの拍手で応援してくださる観客の皆さんや、温かく見守ってくださるスタッフの皆さん、出演者のみなさんと一緒に舞台に立てる幸せな気持ちとこれで終わってしまう寂しい気持ちが入り混じった感じです。
 
Q.現在の年齢と職業(学年、学部、専攻など)を教えてください。
16歳、モナコ王立プリンセスグレイスバレエアカデミー 最高学年(まだ卒業ではない)
 
Q.その職業や進路を選んだ理由は何ですか?
自分の一番好きなことを頑張る上でこの学校に入ることで自分が一番成長できると思ったからです。
 
Q.舞台に立った経験は今、どんなところで活きていると感じますか?
繰り返し舞台に立っていたことで以前は緊張していたのが、その緊張感が逆に自分のエネルギーとなって舞台に立った時のパフォーマンスの質みたいなものが上がったような気がします。
 
Q.当時の仲間で連絡を取り合っている方はいますか?その方との最新エピソードを教えてください。
中村海琉くんとは帰国する度に一緒に遊びに行ったりしてます。
夏帰国した時にうちのスタジオのボーイズクラスで利田太一くんと一緒にレッスンします。また発表会に毎年マイケル達も観に来てくれて年に一回は会います
 
Q.2024年『ビリー・エリオット』に出演するビリー役にメッセージをお願いします!
稽古や本番で時には辛いなと感じることはあると思いますが、それも今しか体験できない大切な時間なのでしっかり楽しんで頑張ってください。
 
Q.『ビリー・エリオット』の魅力、出演した感想、今役立っていることなど、ビデオメッセージ

作品名Daiwa House presents ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
期間【東京公演】
オープニング公演:2024年7月27日(土)~8月1日(木)
本公演:2024年8月2日(金)~10月26日(土)
【大阪公演】
2024年11月9日(土)~24日(日)
会場【東京公演】東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) / ▼座席表
【大阪公演】SkyシアターMBS
チケット料金【東京公演】
S席:平日¥15,000/土日祝¥15,500
A席:平日¥12,000/土日祝¥12,500
B席:平日¥ 9,000/土日祝¥ 9,500
Yシート:¥ 2,000(期間限定販売・20歳以下対象チケット)※ホリプロステージのみ取扱
 
【大阪公演】
S席:平日¥15,000/土日祝¥15,500
U-25:平日¥12,000/土日祝¥12,500
 
チケット販売詳細>>
作品HPhttps://horipro-stage.jp/stage/billyelliot2024/

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