Story
なぜ、そこまで描き続けたのか。名声のためか。金のためか。後世に名を残すためか。
そう問われるたび、葛飾北斎は答える。「そんなこと、俺に聞かれたってわからねぇ」
幼い頃から、ただ人とは違うものが見えていた。
蝶の羽ばたき。波のうねり。人の心の揺らぎ。
世界のすべてが、彼には描くべきものだった。
破門。貧困。病。幾度もの挫折。
それでも北斎は筆を置かなかった。
常識に抗い、限界を超え、約90年の生涯をかけて“まだ見ぬ景色”を追い続けた一人の男。
これは、世界的絵師・葛飾北斎の物語であり、同時に、誰の胸の中にもある消すことのできない情熱の物語。
ダンスと言葉、音楽で描く、圧倒的な創造の旅が始まる。

