
- タイトル
- ジョン王
- 会 場
- チケット販売
-
- 料 金
- 【一般】S席:10,000円/A席:8,000円/B席:6,000円
【SAFメンバーズ】S席:9,300円/A席:7,400円/B席:5,500円
【U-25(B席対象)】2,000円 ※劇場のみ取り扱い
(税込)
※未就学児入場不可
※U-25チケットは公演時、25歳以下の方が対象です。入場時に身分証明書をご提示ください。
※SAFメンバーズのご予約はSAFチケットセンター、劇場・会館窓口にて承ります。
※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
1998年のスタート以来、芸術監督蜷川幸雄のもとで、国内外に次々と話題作を発表してきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。2017年12月、シリーズ2代目芸術監督に就任した俳優・吉田鋼太郎が演出する『アテネのタイモン』でシリーズが再開され、2019年2月『ヘンリー五世』、2020年2月『ヘンリー八世』を上演、完結までいよいよ残り2作品となった。
ラスト前となる第36弾は2020年6月の上演は『ジョン王』。英国史上最も悪評の高い王であろうジョンの治世を描いた歴史劇だ。
演出は引き続き吉田鋼太郎が務める。生命力とユーモアにあふれ世の中をシニカルに見つめる若者“私生児”を主演として演じるのは、本シリーズ4作品目にして初の歴史劇への挑戦となる小栗 旬。タイトルロールの“ジョン王”役には本シリーズ常連の横田栄司、ジョン王が敵対する“フランス王”役には演出も兼ねる吉田鋼太郎と、演劇界を代表する俳優が顔を揃えます。彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾『ジョン王』に、どうかご期待ください。
左より)中村京蔵、玉置玲央、白石隼也、植本純米
全キャスト発表!
今回は前芸術監督・蜷川幸雄の時代から度々上演されてきた、女性の登場人物含めすべての役を男性キャストが演じる“オールメール”公演となる。
演出の吉田が「モーレツな女性」と評する3人の女性達は、ジョン王の母“皇太后エリナー”役に中村京蔵、正統な王位継承権を持つ幼きアーサーの母で息子を王にすべく奔走する“コンスタンス”役に玉置玲央、ジョン王の姪でフランス皇太子と結婚する姫 “ブランシュ”役を植本純米が演じる。そして“フランス王”の息子“皇太子ルイ”役に白石隼也など、シリーズ初参加の若手からシリーズ常連の面々まで、多様な魅力を持った俳優陣が集結した。
メインビジュアル
争いを繰り返すイングランド軍のジョン王(横田栄司)と、フランス王(吉田鋼太郎)がそれぞれ、悩みと欲望を抱え必死に何かを叫んでいる姿を、シニカルな笑いをたたえながら見下している私生児・フィリップ・ザ・バスター ド(小栗 旬)の姿を表現したビジュアルとなっている。
FEATURE・INTERVIEW
特集記事・インタビュー
STORY
ストーリー
イングランド王ジョン(横田栄司)の下へ、先王リチャード1世の私生児だと名乗る男が現れる。ジョンの母エリナー皇太后はその私生児フィリップ(小栗 旬)を親族と認め従えることを決める。
そこへフランス王フィリップ2世(吉田鋼太郎)からの使者がやってくる。領地の引渡しと、イングランド王位を正当な王位継承者であるアーサーに譲り、領地を引き渡すよう、要求しにきたのだ。それを拒んだジョン王は、私生児を従えてフランスと戦うために挙兵する。
戦闘を開始した英仏両軍の互角の勝負の中、私生児が両軍に戦闘地の市民への攻撃を提案、一転して両軍は協力体制となるが、今度は市民がイングランド王女とフランス皇太子の結婚を提案、両国の和睦を促す。賛同した両王のもと、すぐに結婚式が行われるが、今度はそこにローマ法王の大使パンダルフが現れ、フランス王に対し、キリスト教会と対立するジョン王との関係を絶つか、ローマ法王の呪いを受けるかの選択を迫る。悩んだ末にフランス王はジョン王と手を切ることを決意するが、結果としてフランス軍は敗れてしまう。両王の思惑が入り乱れる中、事態は展開し、、、
CAST STAFF
キャスト・スタッフ
- キャスト
- 小栗 旬 横田栄司
中村京蔵 玉置玲央 白石隼也 植本純米
間宮啓行 廣田高志 塚本幸男 飯田邦博 二反田雅澄
菊田大輔 水口てつ 鈴木彰紀* 竪山隼太* 堀 源起*
阿部丈二 山本直寛 續木淳平* 大西達之介 坂口 舜
佐田 照/心瑛(Wキャスト)
吉田鋼太郎
*=さいたまネクスト・シアター
- スタッフ
- 作 :W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎 (彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)
―コメント
■吉田鋼太郎/演出・出演 公式HP
このシリーズに帰ってきて欲しいと思っていた小栗君が、僕もかつて演じ、いつか小栗にと思っていた役で出演してくれることがとても嬉しい。この作品を彼に引っ張っていってもらいたいと思っています。なにを持ってきてくれるのか、非常に楽しみ。遠慮なくなんでも言える相手なので、演出家としても俳優としても思いっきりぶつかり合いたいです。
小栗君が演じる私生児は、クールな彼にピッタリな、全てを俯瞰して見ている、ちょっと変わった魅力的な役。タイトルロールを演じる横田君はパワーがあって滑舌も声もいい、彼がいれば芝居が締まる、なかなかいない俳優。この2人で激論を交わし物語を動かしていって欲しいですね。
■小栗 旬/主演 私生児フィリップ・ザ・バスタード役 公式HP
14年ぶりに彩の国シェイクスピア・シリーズへ戻ってくることが叶いました。役者としても演出家としても、全幅の信頼を寄せている鋼太郎さんの演出をやっと受けることができる。
古典作品を演じるための演劇筋肉を鍛え直さねばなりませんし、鋼太郎さんが求めるエネルギーにたどりつき、越えていくのは大変な事ですが稽古・本番とずっと近くで教えを乞うことができるのが非常に嬉しいです。
「ジョン王」という日本人に馴染みのないシェイクスピア作品を、一緒に面白くしていく、共犯関係になれるのが今から本当に楽しみです。お客様にその面白さを感じていただけるよう頑張ります。
劇場でお待ちしています。ご期待ください。
この作品の情報を皆様にお伝えできる喜びでいっぱいです。本シリーズに立てることは役者冥利に尽きるとともに、お客様の大きな期待、プレッシャーや恐怖すら感じます。それをはねのけるために、懸命に知恵を絞り、バカみたいに稽古をして、皆様にお届けできるよう努めます。
鋼太郎さん、旬とポスターを撮った日、頼もしいお二人の顔を見、声を聞いて、確固たる覚悟ができました。
皆様のご来場を、夢の劇場でお待ちしております。
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