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まもなく開演!ミュージカル『サンセット大通り』特別企画 安蘭けい宝塚歌劇団退団10周年記念特別インタビュー

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2020年2月18日(火)

2020年3月に再々演を控えるミュージカル『サンセット大通り』主演のノーマ・デズモンド役として初演から出演されている安蘭けいさん宝塚歌劇団退団10周年を記念して、宝塚歌劇団を目指したきっかけや在籍中のお話、退団後の女優生活を語っていただきました。

 


 

▼公演詳細ページはこちら

 

――宝塚歌劇団を目指したきっかけは?

子供の頃から人前で歌を歌うことや何か表現をして注目してもらう事が好きでした。
学校でも授業中や掃除の時間によく歌っていました。
小学生からバレエを習い始め、『シンデレラ』の王子を演じた時に、先生から宝塚歌劇団を紹介してもらったのがきっかけでした。

 

――宝塚時代の印象に残っている作品

沢山ありますが・・・
『王家に捧ぐ歌』アイーダ役(2003)、『THE SCARLET PIMPERNEL』(2008)などです。
特に『王家に捧ぐ歌』アイーダ役は初めての主演で、在籍13年目に初めての女性役を演じ、賞も沢山いただくことができ、ファンの方からも愛される作品となりました。

 

――宝塚歌劇団退団後、女優になってから気を付けていることは?

トップとして男役を演じていた時は、全てにおいて自分が引っ張っていかないといけないという責任感が強くありましたし、稽古場では上級生として下級生の面倒をみるのが当たり前でした。
退団してからは、稽古場での居方を自分でも意識して変えるようになり、共演者の方ともよい距離感でいられるようになりました。責任感は持ちつつ肩の力を意識的に抜きながら過ごしています。

 

ミュージカル『サンセット大通り』(2020)稽古場写真

 

――退団後の思い出深い作品

『エディット・ピアフ』(2011)、『MITSUKO 〜愛は国境を越えて〜』(2011)、ミュージカル『サンセット大通り』(2012/2015)などです。

 

『エディット・ピアフ』(2011)舞台写真

『MITSUKO 〜愛は国境を越えて〜』(2011)舞台写真 提供:梅田芸術劇場

ミュージカル『サンセット大通り』(2012)舞台写真

 

――安蘭さんにとっての『サンセット大通り』とは?

巡り合いが奇跡と思える作品です!
ノーマ役は年をとっても、ずっと演じられる役なので、自分のライフワークとなる作品となれば嬉しいですし、頑張っていきたいです。
年を取ればとるほど味が出る作品はなかなかないですし、未来への想像ができる作品なので本当に大事な作品です。

 

ミュージカル『サンセット大通り』(2015)舞台写真

 

――今回ならではの見所はありますか?

前回(2015年)から5年経っていて、以前より無理せずノーマ役を演じられると思っています。初めの頃は、ノーマという役柄に寄せて足りていないところを一生懸命やっていましたが、今は力を抜いてやっている方が自然体で演じられています。相手役のジョー・ギリス役が松下優也君に代わったことも魅力の1つです。
自分自身が年を重ね、ミュージカル以外の演劇にもたくさん取り組むことができているので、より役を深く演じられると思います。

 

――2009年4月に宝塚歌劇団を退団されて10年が経ちましたが、今のお気持ちや今後の意気込みをお聞かせください。

本当にあっという間でしたが、それとは逆に仕事もプライベートでも多くのことを経験し、その前の10年とはまた違った中身の濃い10年でした。良い事も悪い事も含めて人生で一番濃い時間だったと思います。この経験を無駄にしないようにこれからも女優業に励んでいきます。

 


 

【公演概要】

サンセット大通り

作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
脚本・作詞:ドン・ブラック、クリストファー・ハンプトン
演出:鈴木裕美
出演:
安蘭けい/松下優也
濱田めぐみ/平方元基

山路和弘/平野 綾
太田基裕/戸井勝海/浜畑賢吉 他

期間:2020/3/14(土)~3/29(日)
会場:東京国際フォーラム ホールC

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