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【舞台写真】ミュージカル『パレード』本日開幕【石丸幹二 堀内敬子】

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2021年1月17日(日)

森新太郎演出、石丸幹二・堀内敬子らミュージカル界屈指のキャストが集結したミュージカル『パレード』が本日1月17日(日)東京芸術劇場プレイハウスにて、今晩開幕を迎える。

 

▼ミュージカル『パレード』

《東京公演日程》 ※公演は終了しました
2021年1月17日(日)~1月31日(日)
会場:東京芸術劇場 プレイハウス
 
ほか大阪愛知富山公演あり。

 

▼ミュージカル『パレード』舞台映像ダイジェスト(2021)

 

(撮影:田中亜紀)

1999年にトニー賞最優秀作詞作曲賞、最優秀脚本賞を受賞し、2017年日本初演時には当日券に長蛇の列が出来るほどの評判を呼んだミュージカル『パレード』が4年ぶりに再演。

秀作と名高いミュージカルを演出するのは読売演劇大賞 最優秀演出家賞受賞歴もある森新太郎。

 

 

主人公のレオ・フランク役には映像作品でも注目を集める傍ら、ミュージカル界でトップを走り続ける 石丸幹二、その妻ルシール役に劇団四季時代からその歌声に定評のある実力派 堀内敬子が演じる。
数々の作品で相手役を務めた二人が、初演に引き続き数奇な運命に翻弄される夫婦を演じる。さらに岡本健一、武田真治、石川禅、坂元健児、安崎求、未来優希ら個性と実力を兼ね備えた日本演劇界屈指の実力派キャストが初演に続き再集結。さらに新キャストとして今井清隆、福井貴一、内藤大希がこの重厚な物語に新たな命を吹き込む。

 

 

稽古場では、キャリアや年齢に忖度することなく飛ぶ森新太郎の演技指導に、キャスト全員が真摯に向き合い、細部にわたって修正をおこなってきた。粘り強く応えていくその姿にカンパニーの森への信頼が伺えた。

4年前の初演時と比べ、レオ(石丸幹二)とルシール(堀内敬子)夫婦の感情の変化を掘り下げ、言葉のかけ方や会話の温度、目線の一つに至るまで徹底的に見つめ直した。そうして再構築することにより夫婦の絆が観客へより深く届くよう創り上げた。

 

 

アメリカ南部の大地にそびえるオークの大樹の前で、登場人物の心理描写や群衆の熱狂を、森らしい緻密で大胆な演出によって描き出す。物語冒頭から降り続けるカラフルな紙吹雪が場面ごとに表情を変え、観客の想像を呼び起こし物語に引き込んでいく。

 

 

物語の舞台は、1913年アメリカ南部の中心、ジョージア州アトランタ。南北戦争の戦没者追悼記念日に13歳の白人少女強姦殺人事件が起こる。容疑者として逮捕されたのは北部出身のユダヤ人 レオ・フランク(石丸幹二)。彼は無実にも関わらず様々な思惑や権力により、犯人に仕立て上げられていく。そんな彼の無実を信じたのは妻のルシール(堀内敬子)だけだった。白人、黒人、ユダヤ人、政治家、検察、マスコミ、群衆…それぞれの立場と思惑が交差する中、人種間の妬みが事態を思わぬ方向へと導いていく。

 

 

―演出家・出演者よりコメント

森新太郎(演出)
初演から3年半が経ちましたが、この作品を通して昨今の社会の変化をまざまざと感じ、同時に人間の変わらなさにも驚いております。
こんな時期だからか、夫婦ふたりが寄り添って信じあっている姿が初演の時よりもまぶしく映ります。決して明るいラストシーンとは言えませんが、ルシールがレオから〝生きる力〟を受け継いでいく姿に胸を打たれてなりません。
劇場入りして生のオーケストラを聞いていたら、芸術がもたらす喜びと活力をまた思い出しました。観る方もやる方も緊張を強いられる状況が続いておりますが、この作品はぜひ生で体感していただきたい、というのが率直な思いです。
劇場でお待ちしております。

 

石丸幹二
コロナ禍で、皆で出来る限りの対策をしつつ、慎重に稽古を進めてきました。それでも、予定通りにいかない事が多くありましたが、ようやく開幕までこぎつけられました。
演出の森さんの元、この作品の本質をいっそう深く掘り下げられたのではと思います。何が真実か分からない情報がSNSで錯そうする現実や、本作が生まれたアメリカの今を考えると、以前にも増して上演の意義を感じています。
僕たちは、どんな状況であっても前進し続けているカンパニーです。
東京、大阪、名古屋を経て、最後の富山公演まで、より密度の濃い作品を目指します。
この大変な状況の中で劇場まで足を運んでくださる方への感謝を胸に、
僕らのパフォーマンスが皆様の心に届くよう懸命に走っていきたいと思います。

 

堀内敬子
この度、パレードを開幕できること嬉しく思います。
万全の対策をお稽古場でも取ってきましたが、大切な仲間が感染して、私達もいつ感染してもおかしくない状況になり、仲間の心配、感染への恐れ、幕をあけてお客様をお迎えすることがこんなにも大変なことになってしまった悲しみがありました。
このような状況の中で開幕する事、心苦しい気持ちもあります。
どうか、ご来場いただく方はご無理をなさらないでください。
でも、私達は劇場の扉をあけて、いつでも来ていただけるよう準備いたします。
ご来場いただける方に、少しでも別空間にいって、楽しんでいただき、日々の疲れを癒し、心の希望のひかりをお届けしたいと思います。
1回1回、お客様にとっても、私達にとっても、貴重なステージになると思います。
みんなで支え合い、心震えるような感動をお届けしたいと思います。

 

岡本健一
まず、この時期にこうやって幕を上げられるということ、お客様が来て頂けるということが本当に特別で貴重な時間になると思っています。
このお話は、事件に群がる人や、情報操作されてしまう人が描かれていてSNSの時代にすごく通じる気がするんですよね。
初演の時よりもSNSがより普及した2021年に上演する事に大きな意味があるように思います。
幕が開いたら確実に心を打たれる場面があり、今の日常を忘れて没頭する事ができる作品です。
ご来場いただける方は、どうぞ気をつけてお越し下さい。

 

 

<感染症対策>

本作品は、お客様に安心して観劇していただく為、感染対策を徹底しています。楽屋や大道具小道具にはすべて抗菌処理を施し、楽屋内に菌を持ち込まないよう衣服の除菌・靴の履き替え・マスクの取り替えなど厳密にルール化。
舞台稽古もギリギリまでマスクを着用して実施しています。
劇場での対策も徹底し、検温・消毒、劇場内のこまめな消毒、ロビーでの密を避ける動線確保や換気の強化にも努めるなど、様々な対策を講じています。

【こちらもご一読ください】
『パレード』ご来場のお客様へご案内《主催の取り組み、注意事項》

 

 

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【公演概要】
ミュージカル『パレード』

<スタッフ>
作:アルフレッド・ウーリー
作詞・作曲:ジェイソン・ロバート・ブラウン
共同構想及びブロードウェイ版演出:ハロルド・プリンス
演出:森 新太郎
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
振付:森山開次
音楽監督:前嶋康明

<キャスト>
石丸幹二、堀内敬子、武田真治、坂元健児、福井貴一、今井清隆、石川 禅、岡本健一
安崎 求、未来優希、内藤大希、宮川 浩、秋園美緒、飯野めぐみ、熊谷彩春
石井雅登、白石拓也、渡辺崇人、森山大輔、水野貴以、横岡沙季、吉田萌美

<東京公演>
期間:2021年1月17日(日)~31日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
主催:ホリプロ/ TOKYO FM
共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場

 

<大阪公演>
期間:2021年2月4日(木)~8日(月)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
主催:梅田芸術劇場  ABCテレビ
お問い合わせ:梅田芸術劇場 
TEL:06-6377-3888(10:00~18:00)
https://www.umegei.com/schedule/910/

 

<愛知公演>
期間:2021年2月13日(土)・14日(日)
会場:愛知県芸術劇場大ホール
主催:テレビ愛知/キョードー東海
お問い合わせ:キョードー東海
TEL:052-972-7466(10:00~19:00 日・祝休)
http://www.kyodotokai.co.jp/events/detail/2028/

 

<富山公演>
期間:2021年2月20(土)・21日(日)
会場:オーバードホール
主催:チューリップテレビ/イッセイプランニング/(公財)富山市民文化事業団/富山市
お問い合わせ:イッセイプランニング
TEL:076-444-6666(平日 10:00~18:00)
http://www.issei.ne.jp/2020/04/2021029901/

 

企画制作:ホリプロ

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