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蜷川幸雄 追悼公演 舞台『ムサシ』お客様アンケートより ご観劇感想をご紹介!
2021年10月26日(火)
『ムサシ』東京・神奈川公演をご観劇のお客様から寄せられたアンケートをご紹介させていただきます。アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございます!
『ムサシ』は10月24日(日)~31日(日)までの期間限定配信をスタートしました!
ご紹介する感想にもあるとおり、「全てわかった上でもう一度見たい」というストーリーを配信期間中は何度でもご視聴頂けます。
印象深い舞台美術や工夫が凝らされた小道具を紹介する特別映像とともに、お楽しみください。
【10/31まで】特別映像付き!舞台本編映像視聴券、絶賛発売中!>>
▼お客様アンケートよりご観劇感想ご紹介!
蜷川さんと井上ひさし先生が演劇を通して世界へ伝えたかったメッセージはいまも変わることなく、現代を生きる人々に感じさせるものがありました。コロナ禍で悩むいまそれをより強く考えさせられ、そして救われました。主演藤原竜也さんの伸びやかなお芝居、表情をまた観られたことも大きな財産です。ムサシは受け継がれてゆくべき戯曲です。これからもずっと楽しみにしています。
観に行く前は、時代劇のようで難しそうなイメージがありましたが、わかりやすく、そして面白く、最後は感動しました。生について、改めて考える時間となりました。役者さんたちの熱量に圧倒され、引き込まれました。
竹林の移動シーンがとても神秘的で自分が竹林の中を歩いている様に錯覚して、一気に引き込まれた。竹が時々風に揺れるシーンも風情があり素敵でした。
ずっと見てみたいと思っていた作品です。蜷川さんがご存命の時に見たかった。あまりにカッコいい演出に泣きそうになりました。「生きる」ことにとことんこだわる。こんな作品とは知らず、永遠に続く物語に圧倒されました。あて書きされた俳優さんたちは羨ましい限りです。
左より 溝端淳平(佐々木小次郎役)、藤原竜也(宮本武蔵役)
人の命のかけがえなさを感じた舞台でした。もっとシリアスな舞台なのかと思っていましたが、 コミカルな場面も多く、井上ひさしさんらしい人情味あふれる舞台だと思いました。今上演される意味のある舞台だと思います。
命の大切さ、いくら大変でも頑張っていかなければと思わせてくれました。
観るたびに自分の理解が深まり、新鮮に感じることができ、今回も楽しめました。結末を知っていても、なぜか何度でも観たくなる作品は『ムサシ』だけかもしれません。
初演のDVDを購入した当初は、毎日観ていたので、物語が頭の中に入っているのですが、今回の公演を観て、何度観てもやっぱりいいなと思いました。 カーテンコールで役者さん達がお写真を持っていらしたところで、ふと「生きるってこういう事か」と思いました。自分の命を大事にする。そして、この物語を受け継いで、未来の命も大事にしていく。素敵な公演をどうもありがとうございました。
左より 白石加代子(木屋まい役)、鈴木杏(筆屋乙女役)、吉田鋼太郎(柳生宗矩役)、塚本幸男(沢庵宗彭役)、大石継太(平心役)
舞台装置、音楽、とても素敵です。演者さんたちはなんの心配もいらない、安心の演技力。そして、心にふわっと届く深ーいメッセージ。ホントに観に行って良かったです。
報復の連鎖を断つ…深く重いテーマですね。しみじみと今こそ私達が目指すべき命題だと感じました。静かに楽しくしかし、心に沁みる良い舞台でした。ありがとうございました。
この作品を初めて拝見しましたが井上ひさし氏の、庶民に向けた温かい視線、また荒唐無稽さや意外な展開の場面では氏の高笑いが聞こえて来そうな、そんな劇作家の姿が見え隠れする楽しさがありました。殺陣あり踊りありで、能狂言や宗教行事を取り入れた部分も単体で面白く、見どころが散りばめられていました。また材木座、雪ノ下、佐助と言った地名も昔というより現代の鎌倉の土地勘を感じさせる何かがあり楽しかったです。
ひとりひとりの役者さん、みんなが主人公のような感じでそれぞれの語りに引き込まれました。思いがけない展開に驚き、最後はほっこり心が温まりました。実はもっとシリアスな感じのお芝居なのかと考えてたのですが、吉田鋼太郎さんや溝端淳平さんのボケ?など笑いも沢山あり、コロナ禍で鬱々した気分も吹っ飛びました。ありがとうございました!
左より 鈴木杏(筆屋乙女役)、白石加代子(木屋まい)
今回初めて、拝見しました。蜷川幸雄さんと、井上ひさしさんの顔合わせが、とても興味深く、お二人の、類い稀な才能が、キャストの方達の演技によって、華開き、重厚でありながら、重すぎず、しーんと、心に染み入る作品であったと感じ入っております。剣の道は、奥深く、出口の見えないものだと思います。今まで、その中で死んでいった小次郎と武蔵、巌流島の戦いそのものが、何とも、虚しく思えていたのですが、ムサシの舞台を拝見して、初めて、心が、和みました。感謝の気持ちでいっぱいです。 最後の、鎌倉の源氏山にある禅寺は、一番大きな禅寺である、という台詞が、何とも、心地よい余韻を、心に響かせています。混沌とした世の中が続く今、本当に、観たかった作品でした。明日から、また一歩ずつ、歩き出せる自信がつきました。ありがとうございました。
今回で3回目です。出演者の方々は、ほぼ同じなのですが、毎回、新たな感動があります。 その時、その時の私の心の様子が反映される舞台なのでしょうか。 井上ひさしさんの原作が、普遍的なのでしょうか。色々考えさせられました。 こんな時期に、公演していただきありがとございました。
蜷川先生の追悼公演でしたが、未だに蜷川先生がいらっしゃるかのようでした。舞台の美しさ、演者の皆さんの迫力ある演技に、何度観ても奥の深い舞台だと感じました。
左より藤原竜也(宮本武蔵役)、吉田鋼太郎(柳生宗矩役)、溝端淳平(佐々木小次郎役)
全てわかった上でもう一度皆さんの芝居を見たい…と、今そういう気分です。物語はなんだって出来るし、そんな物語というものの面白さを再確認させていただきました。全く飽きさせない3時間。ストプレにハマりそうです…!!月のセット、竹林の現れる時の演出がすごく好きでした!!
私が初めて舞台を観劇したのが『ムサシ』の初演でした。あの時の感動と衝撃が忘れられず、それから観劇が趣味になりました。和の舞台と洋の音楽が絡み合い、真面目なメッセージと笑いが混じり合い、いつの間にか大きなシナリオに騙されている。とても好きな作品です。キャストが変わってしまったので足が遠のいていましたが、これを逃すともう再演がないかもしれないと思い、観劇を決めました。あの頃とは違うキャスト、違う関係性が、また違った味わいを生み出していて、あの頃と同じ、それ以上の感動を味わえました。再びこのお芝居と出会えて本当によかったです。再演ありがとうございました。
12年前に、さいたま芸術劇場で観ました。ストーリーはぼんやりと…、で余り記憶は無く、ただ、舞台の、あの大きなお月様とか、お寺の様子、武蔵と小次郎の立ち回りは記憶にありました。演者の方々のチームワークも抜群で、笑い有り、ホロリと涙有り、本当に素晴らしい舞台でした。日本では、ロングランはもとより、再演も中々の難しい状況ですが、機会許しましたら、是非、また上演いただきたいです!
ほか、たくさんのご感想をありがとうございました!
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【公演概要】
『ムサシ』
<埼玉公演>
期間:2021年8月25日(水)~8月29日(日)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ
企画制作:ホリプロ
<東京公演>
期間:2021年9月2日(木)~9月26日(日)
会場:Bunkamuraシアターコクーン
主催:ホリプロ
企画制作:ホリプロ
<大阪公演>
期間:2021年9月30日(木)~10月10日(日)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
主催:梅田芸術劇場/ABCテレビ
お問い合わせ:梅田芸術劇場 06-6377-3888 (10:00~18:00)
https://www.umegei.com/schedule/975/
<北九州公演>
期間:2021年10月15日(金)~17日(日)
会場:北九州芸術劇場 大ホール
主催:RKB毎日放送/インプレサリオ
提携:北九州芸術劇場
お問い合わせ:インプレサリオ info@impresario-ent.co.jp/092-985-8955
https://www.impresario-ent.co.jp/stage/musashi2021/
<浜松公演>
期間:2021年10月22日(金)~10月24日(日)
ー10月22日(金)13:00
ー10月23日(土)13:00
ー10月24日(日)13:00
会場:浜松市浜北文化センター
主催:静岡朝日テレビ/公益財団法人浜松市文化振興財団/K-mix
後援:中日新聞東海本社
お問い合わせ:
静岡朝日テレビ 054-251-3302 (平日10:00~18:00)
https://www.satv.co.jp/0500event/2021-1022-24_musashi.html
浜松市浜北文化センター 053-586-5151 (9:00~21:00休館日除く)
https://www.hcf.or.jp/facilities/hkb/
特別協賛:Sky株式会社
協力:ニナガワカンパニー
企画制作:ホリプロ