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【オフショットあり】ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』ビジュアル撮影レポート
2021年6月25日(金)
(文:市川安紀)
先日、都内某スタジオでビジュアル撮影に挑んだ『ジャック・ザ・リッパー』チーム。本番とはまた違う衣裳とはいえ、キャラクターのイメージに合わせた扮装には、皆さんやはり気分も盛り上がるようで……。
撮影の様子とコメントをお届けします。
【東京公演】
2021/9/9(木)~9/29(水)
会場:日生劇場
※ほか、大阪公演あり。
◆Yシート(20歳以下限定2000円チケット)
6月28日(月)17:00~7月5日(月)23:59
※Yシート詳細
https://horipro-stage.jp/jacktheripper2021-ticketinfo/#Link03
木村達成(ダニエル役)
衣裳さんとも何度も話して、3着くらい試した中で今日の衣裳に決めました。アスコットタイをつけて、少し上品でクールなダニエルにできたらいいかなと。
ダニエルは罪を犯してしまいますけど、誠実さとか相手を想う気持ちが深すぎて、闇に落ちてしまうと思うんです。
まだキャラクターがつかみ切れてない段階での撮影は恥ずかしかったですけど、今の自分に出来ることはやれたかなと思います。
(小野)賢章くんとはもともと知り合いなんですが、一緒に仕事をするのは初めてです。
初めましてはMay’nさんと堂珍さんですね。今日、堂珍さんとチラッとお会いしたら、やっぱりジャック役だからか、漂うオーラがすごかった……。ナイフで刺されるんじゃないかと思いました(笑)。
小野賢章(ダニエル役)
衣裳を着て撮影をすると、「いよいよ始まるんだな」「この方たちと一緒に作るんだ」という実感が湧きますね。
まだ僕の勝手なイメージですけど、ダニエルは真面目な好青年であるがゆえに視界の狭さがあって、純粋さが狂気に変わっていくんじゃないかなと。演出の白井さんにお話を伺って作っていきたいです。
僕は普段声優の仕事がメインなので、ミュージカルに出ることで自分の身体や表情も含めて芝居をするということを、まっすぐに見つめさせてもらえるんです。
プライベートで知っている木村くん以外は、今回ほぼ初めての方ばかり。ミュージカル界の方たちや、堂珍さんといったさまざまな世界の方たちの中で、僕にしか出来ない色を出せたらと思います。
加藤和樹(アンダーソン役/ジャック役)
アンダーソン ビジュアル
ジャック ビジュアル
韓国で観て以来、「日本でぜひやりたい!」と願っていた作品がようやく上演できるという喜びは大きいですね。
役を深めていくのはこれからですけれど、今日の撮影で二役の衣裳に身を包んでみて、気持ちだけはジャックとアンダーソンという二人がちゃんとそこにいたかなとは思います。
ダークな世界観の中で衝撃の事件が起きて、最後まで驚きの連続で目が離せない。
楽曲もロックなものからしっとりとしたバラードまでバラエティに富んでいて飽きないですし、とにかく疾走感があるんです。韓国版のイメージを踏襲しつつも、日本版『ジャック・ザ・リッパー』の世界観が伝わるビジュアルになっていると思うので、皆さんもぜひ楽しみにしていてください。
松下優也(アンダーソン役)
まだ稽古も始まっていなくて、脚本を読んで頭の中で想像したキャラクターでしかないので、こういう撮影って一番難しいんですよね。ただ、今回の衣裳でアンダーソンのちょっと崩れた雰囲気は感じられたかなと思います。
以前演じた『サンセット大通り』のジョーも同じでしたけど、アンダーソンもわりと振り回される役になりそうかなと。悪徳刑事に見えたりコカイン中毒だったり、表面的には悪そうな印象ですが、実は不器用で弱さもある、人間らしいキャラクターじゃないかなと思っています。
別の世界でも活躍されている小野さんや堂珍さんとの共演や、久しぶりに舞台で一緒になる木村達成くんとお互いの成長を確かめるのも楽しみにしています。
堂珍嘉邦(ジャック役)
海外でも日本でも色んなジャック像の解釈があると思うんですが、今回は最初の取っ掛かりとしてミステリアスに作りこんでみよう、と。つけ毛も初めてなので、自分の中では“変身した感”がすごくあります。
普段はよく笑いますけど、口をつぐんでいるとわりとシリアスというか、ミステリアスに見えがちらしくて。
でもそれも自分の個性かもしれないですし、そういう役をいただくのは光栄です。年を重ねるごとにヒール役が増えているのも楽しいですよ。
一つの作品を作り上げていく熱量、稽古から本番まで完走する充実感、言葉と音楽で質量共に多くの情報を届けること……。
ステージで歌う人間として、ミュージカルにはいい影響をたくさんもらっています。
May’n(グロリア役)
今日は「どういう衣裳なんだろう?」ってドキドキでした。自分の中にはなかなかない色気をめちゃくちゃ引き出して(笑)撮影に臨みましたね。
やっぱり衣裳を着ると「あ、グロリアってこんな感じかな?」というイメージがどんどん湧いてきて、このお芝居をやるんだと実感できましたし、稽古することが楽しみになりました。
個人的にはまだまだミュージカル経験が少ないので、とにかく頑張ろうと気合いを入れたところです。
衝撃的なシーンがあるミステリーですけれど、胸にグッと来るようなシーンも多くて、これを大成功に導かなきゃという使命感がキャストとしてもありますね。
とにかく白井さんの演出に食らいついていきたいです。
エリアンナ(ポリー役)
ウェストを絞るコルセットを着けたのが初めてで、あの時代の皆さまがあれを着けていたのかと思うと衝撃でした(笑)。
本当に素敵な衣裳で、さらに飾りでバラをつけてくださって、台本でも一輪のバラがポリーにとってはキーアイテムなので嬉しかったですね。
白井さんがポイントにしたいとおっしゃった赤は、ポリーの内面にある情熱や想い、血の色、バラの色、全部を反映した色でもあるなと思って。この衣裳とメイクとカツラをいただいて、すごくテンションが上がりました。
ポリーはアンダーソンとのシーンが多いんですが、優しさの塊のような加藤和樹さん、役に真摯に向き合う松下優也さん、これまで共演もしていて気持ちを作りやすいお2人とご一緒で良かったです。
田代万里生(モンロー役)
今回の扮装やヘアメイクは舞台版とは異なるとのことですが、あくまでモンローの内面が滲み出るよう意識して撮影して頂きました。
これまであまりしたことのない表情もあるので、デザイナーさんの編集でどう新しくまた生まれ変わるのか、とても楽しみにしています。
韓国版の資料は拝見していますが、白井さんの演出のもと、日本版はまた新たに生まれ変わる気がしています。
モンロー役を田代万里生に託して下さったことは意外でもあり、大きな喜びでもあります。
比較的自由度が高い役どころだと思うので、あらゆる手段を使って印象的なモンローを創り上げ、作品に大きく貢献出来たらなと思っております。
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【公演概要】
ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』
<キャスト>
ダニエル:木村達成・小野賢章(Wキャスト)
アンダーソン:加藤和樹・松下優也(Wキャスト)
ジャック:加藤和樹・堂珍嘉邦(Wキャスト)
グロリア:May’n
ポリー:エリアンナ
モンロー:田代万里生
朝隈濯朗 天野勝仁 伊佐旺起 石井雅登 齋藤桐人 常川藍里 水野栄治 りんたろう
碓井菜央 岡本華奈 熊澤沙穂 香月彩里 菅谷真理恵 ダンドイ舞莉花 永石千尋 橋本由希子
<スタッフ>
作曲:Vaso Patejdl
作詞:Eduard Krecmar
脚本:Ivan Hejna
演出:白井晃
翻訳:石川樹里
訳詞:高橋亜子
音楽監督:島健
美術:石原敬
照明:高見和義
音響:佐藤日出夫
衣裳:安野ともこ
ヘアメイク:川端富生
映像:栗山聡之
振付:原田薫
ステージング・アクション:渥美博
音楽監督補:松田眞樹
歌唱指導:林アキラ
演出助手:豊田めぐみ
舞台監督:小笠原幹夫
▶公式HP:https://horipro-stage.jp/stage/jacktheripper2021/
▶公式Twitter:https://twitter.com/musicaljack
#ミュージカルジャック #ミュージカルJTR
<東京公演>
期間:2021年9月9日(木)~9月29日(水)
会場:日生劇場
主催:ホリプロ WOWOW
<大阪公演>
期間:2021年10月8日(金)~10日(日)
ー10月8日(金)14:00(木村、松下、加藤)
ー10月9日(土)12:30(小野、松下、加藤)/17:00(木村、松下、加藤)
ー10月10日(日)12:30(小野、加藤、堂珍)
会場:フェニーチェ堺 大ホール
主催:キョードーマネージメントシステムズ/フェニーチェ堺
お問い合わせ:キョードーインフォメーション
TEL: 0570-200-888(平日・土 11:00~16:00)
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/3031
企画制作:ホリプロ
HoriPro, licensed by Hamlet Production a.s. presents Jack the Ripper, music by Vaso Patejdl, libretto by Eduard Krecmer, book by Ivan Hejna, product idea Martin Hrdinka.