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大貫勇輔がケンシロウに!ミュージカル『フィスト・オブ・ノース・スター~北斗の拳~』ビジュアル撮影レポート

  • レポート

2021年7月16日(金)

2021年12月上演、ミュージカル『フィスト・オブ・ノース・スター~北斗の拳~』。
主演、ケンシロウ役:大貫勇輔のビジュアル撮影時の様子をお届けします。

(文:横澤由香

 

小雨降る某日、都内スタジオにてミュージカル『フィスト・オブ・ノース・スター~北斗の拳~』主演、ケンシロウ役の大貫勇輔のビジュアル撮影が行われた。

 

着々と準備が進められる現場には早くも独特の高揚感。なにしろ“あの”ケンシロウを具現化させるのだ。ひとりひとりが抱く未知への期待と興奮が渦巻くのも無理はない。

やがて約2時間の支度を終えてメイクルームから大貫が現れると、自然と静かな拍手が!

 

そこに立っていたのは自然に流れる髪、血色の良い肌、そして無駄のない筋肉質な身体に長年着込んだかのようなコスチュームをまとったケンシロウ。胸の傷やリストバンドのしっくり感もリアル。

まさに劇画からスッと抜け出し生身の命を得てここに居る、“ナチュラルな”ケンシロウ。余計なモノのない戦う男の姿であった。

 

 

最初の大貫マジックが発動したのはカメラの前に立ったとき。

しなやかなダンサーの佇まいからスッとギアが入り、目力が増し、輪郭も一層シャープに。さらにはまっすぐ立っているそのポーズに思わず「ドン」と効果音をつけたいくらいの変化が見て取れて……そう、すでに“重力”すら操っているではないか!

 

美しさと強さが共存する劇画タッチのライティングが、さらにその姿を完璧な“画”へと導いていく。

「こっちを睨んで」「少し口を開いて」「ほんの少し、重心をズラして」「もっと怒って!」とフォトグラファーが声をかけると即、反応。確かに、微妙な角度の違いでビジュアルとしての見え方も全く違ってくる。

ワンカットワンカット、手応えを確かめるようにセッションは続く。

 

モニターチェックも真剣。

最初はやはり緊張していたようだが、次々プレビューされる自身の姿を確認するうちに「めちゃくちゃいい!」とテンション高く反応。スタジオ内に流れるハードロックに耳を傾け「BGMもそれっぽいですよね〜」と集中とリラックスのバランスを上手く調整しながら、自身のケンシロウモードを手に入れ始めていた。

 

撮影が軌道に乗り始めるとそこからはもう大貫マジックの連打。

参考資料に用意された原作の象徴的なポーズの数々を、数秒確認しては「はい」と瞬時に体現していく。原作監修の方の繊細なアドバイスにも丁寧に耳を傾け、微調整も忘れない。

これまで様々な原作モノの撮影現場に立ち会ってきたが、実はこれが一番の難題。それをサラリとモノにしてしまう大貫のすごさに誰もが感動していたし、男性スタッフたちが率先してノリノリに「次はこのポーズを!」とリクエストし、盛り上がり、大いに歓声を上げている様子も新鮮(笑)。

 

まさに“ジャンプっ子”たちが愛情を持ってよりよいビジュアルを生み出すべく一丸となっている心地よさがさらに大貫の感性を刺激し、その身体を生き生きと動かしているようにも思えた。

 

 

撮影中盤を過ぎ、全員が「大貫さん、大きくなった??」と感じた瞬間が一致していたのも面白かった。本人も「撮っているうちに自然とパンプアップされてきました(笑)」。

激しい動きではないが確実に体幹を使い身体を呼び覚ましていくビジュアル撮影、見た目よりもずっとハードなのだ。

 

身体が温まったところで挑んだ「静」のカットもまた美しい。

憂いの表情、バックショット、シルエットなど数々のバリエーションがカメラに収められ、ケンシロウのドラマティックな人生が連想されていく。

 

最後はもっともアクティブに、パンチやキックのバトルショット。フォトグラファーとの息もピッタリ、カメラレンズマジックと大貫の美しい手足の表現との化学反応で、誰もが想像していなかった1枚が飛び出す! 

あの時の「うわ〜、ヤベェ〜!」の高まりは、そのままビジュアルが公開された時の世の中の人々の反応にもなるはず。とにかく「早く見て欲しい!」と心迅るショットの連続、説得力あるビジュアルの仕上がりは作品創りの最高のスタートとなったのではないだろうか。

 

ラスト1枚を撮り終え…改めて起こる温かな拍手。

この2時間ノンストップの撮影を通じ、大貫の中でも未知数だったケンシロウという役柄にアクセスしていくための気づき、大切なピースの獲得があったよう。「今日撮った写真、あとで全部いただけますか? 家で一人飲みの時の肴にします」と破顔一笑。

集中と緊張から解放されたその表情は、関わったスタッフ全員への心からの労いでもあった。

 

 


【公演概要】
■ミュージカル『フィスト・オブ・ノース・スター~北斗の拳~』

 

<キャスト>
ケンシロウ:大貫勇輔
トキ:加藤和樹/小野田龍之介(Wキャスト)
シン:植原卓也/上田堪大(Wキャスト)
リュウケン他:川口竜也
レイ・ジュウザ:伊礼彼方/上原理生 (交互で役替わり)
ほか

 

<スタッフ>
原作 漫画「北斗の拳」(原作:武論尊 漫画:原 哲夫)
作曲:フランク・ワイルドホーン 
演出:石丸さち子  
脚本・作詞:高橋亜子  
振付:ジャオ・ミン
協力:株式会社コアミックス

 

<東京公演>
期間:2021年12月上演
会場:日生劇場
主催:ホリプロ/博報堂DYメディアパートナーズ/染空间 Ranspace
企画制作:ホリプロ

※国内ツアー公演、中国ツアー公演あり

©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983 版権許諾証GS-111

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