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【写真26枚】5月上演 ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』製作発表開催!

  • レポート

2023年3月30日(木)

今年5月上演ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』の製作発表が開催。山崎育三郎、濱田めぐみ、武田真治、夢咲ねね、杜けあき、演出・小山ゆうなほか子どもキャスト8名の計14名が登壇し、劇中曲3曲を披露した。

(撮影:宮川舞子)

 

 

ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』は、アラン・ニーによる戯曲『The Man Who Was Peter Pan』と、ジョニー・デップ主演で2004年(日本では2005年)に公開された同タイトルの映画(邦題「ネバーランド」)を元に創られたミュージカル作品。2015年にブロードウェイで開幕し、多数メディアから「何年も心に残るであろう必見の舞台」と絶賛された人気作だ。今回は注目の演出家小山ゆうなによる、新演出版での上演となる。

物語の主人公は、名作「ピーターパン」の作者である劇作家ジェームズ・バリ。スランプから抜け出せないバリが、ある家族に出会い、子供たちとの出逢いを通じて物語を書き上げ、劇場で「ピーターパン」を上演するまでを描いた、実話に基づくストーリー。大人になってしまった誰もが、遊び心を取り戻し、夢見ることを思い出すことができる感動の物語。 

 

 

製作発表の冒頭で劇中より「ネバーランド」「行くべき場所」「足元が揺れるとき」の3曲が続けて披露された。

 

 

歌唱披露された全3曲の楽曲はホリプロステージInstagramアカウント(https://www.instagram.com/horipro_stage)にて公開中。

 

会見中コメント

 

■山崎育三郎(ジェームズ・バリ役)
先日本作の本読みがあったのですが、僕はミュージカルの本読みで涙を流したのは初めてでした。そのくらい、とにかく泣ける物語です。この作品に触れると、自分が本当に大切にしているものに改めて気づかされたり、自分が何のために俳優という仕事をしているのかという原点に帰れるような気がします。バリというキャラクターは、大人と子どもをいったりきたりしているような、僕自身が「こんな大人になりたい」と思うような遊び心あふれた人物なので、そんなバリに少しでも近づけるように頑張りたいと思います。

 

■濱田めぐみ(シルヴィア役)
私も、全員で本読みをした時に泣いてしまいました。素直に生きていくことの難しさと勇気を子どもたちから教えられ、それを『ピーター・パン』という作品に仕上げたのがバリですが、この作品を通じて観客のみなさんにも自分に素直に生きていくことの素晴らしさを感じていただければと思います。また、私の演じるシルヴィアは4人の子どもたちに未来を託して旅立ってしまうのですが、その子どもたちが夢と希望をもって新たな次の世代を作っていくというのも大きなテーマとなっていますので、私たちと一緒に舞台上で旅していっていただきたいなと思います。


■武田真治(フック船長/チャールズ・フローマン役)
本作の見どころはたくさんあるのですが、なかでも美しく日本語に訳された歌詞が本当に素晴らしいなと思います。そんな素敵な歌詞を育三郎さんや濱田さんの歌声で綴られて、このデリカシーのなさそうな僕も(笑)本読みで涙してしまいました。役で言うと、2012年以来11年ぶりにフック船長を演じますが、今回のフックはバリのクリエイティビティを導く、彼のダークな一部分として登場します。その登場の仕方が本当にカッコよく、それも見どころのひとつかなと思っています。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。


■夢咲ねね(メアリー・バリ役)
私は子供の頃から『ピーター・パン』が大好きで、毎日のように家で映画を見ていた記憶があります。そのファンタジーあふれる物語の裏側にこんなにドラマティックな実話が存在していたんだと知り感動しました。いま私は俳優という仕事をさせていただいていますが、自分が子どもの頃好きだったこと、やりたかったこと、楽しかったことが根底にあったんだなということを思い出させてもらいました。私が演じるメアリーは子どもの心を持つ夫・バリを理解しようとする、子どもと大人の対比を表現する立場の人物だと思っています。

 

■杜けあき(デュ・モーリエ夫人)
ひと言で言うと、この物語を観たみなさんは確実に心が洗われ、若返っていると思います。老若男女すべての方にお楽しみいただけますし、この作品にはさざ波のように愛がたくさん詰まっていて人間はどんな年齢になっても成長できるんだというメッセージが隠れています。個人的にはこんなに孫がいる役が初めてなので、存分にその大変さ、楽しさ、喜びを経験したいと思いますし、最近ではWBCでたくさんの夢をいただいたので、このパフォーマンスの世界からもまた違う素敵な夢をお届けできればと思います。

 

■小山ゆうな(演出)

オリジナルのダイアン・パウルス氏の演出版のファンの方も多いと思いますし、当時のクリエイティブチームが試行錯誤して作り上げていった素晴らしい作品ですので、そのオリジナルへのリスペクトをしっかり持ちつつ、今私たちがこの『ファインディング・ネバーランド』をどういう形で良い作品にできるかということを模索していきたいと思います。特に、深い傷を持つ実在の人物たちが、生きていくためにイマジネーションの力で圧倒的なファンタジーを生み出していくという作品なので、彼らが地に足の着いた人間であるということと、ファンタジーの部分とをしっかり描き出して、カンパニーで一緒に作っていければと思っています。

ジョージ (ダブルキャスト ):越永健太郎

ジョージ (ダブルキャスト):ポピエルマレック健太朗

ジャック (ダブルキャスト ):生出真太郎

ジャック (ダブルキャスト): 豊田侑泉

ピーター(ダブルキャスト):小野桜介

ピーター (ダブルキャスト ):長谷川悠大

マイケル (ダブルキャスト ):奥田奏太

マイケル (ダブルキャスト): 谷慶人

 

 

ストーリー
 
19世紀後半のイギリス。新作戯曲が書けずに行き詰まっていた劇作家ジェームズ・バリ(山崎育三郎)は、公園で、未亡人シルヴィア(濱田めぐみ)と4人の子ども達ジョージ、ジャック、ピーター、マイケルと出逢う。
妻のメアリー(夢咲ねね)からも問い詰められ悩んでいたバリだったが、彼らと遊ぶうちに純粋で正直な気持ちを思い出したバリは、「演劇」も「遊び」も同じ「PLAY」なのだと気がつき、物語をどんどん生み出していく。しかし、当時のイギリスでは、演劇は上流階級だけのもので、バリが「子供も楽しめるファンタジー作品を上演したい」と提案すると、劇場主のチャールズ・フローマン(武田真治)と劇団員たちは猛反対。一方、父を亡くしてから純粋な心を閉ざし”大人”になろうとしていた三男のピーターは、バリと交流を深めるうちに、夢や希望を捨てることが大人になることではないのだと悟る。バリとシルヴィアは、シルヴィアの母のデュ・モーリエ夫人(杜けあき)に反対されながらも交流を深め、お互いを理解し心を開く関係になっていく。こうしてバリは、シルヴィアと子供たちと一緒に空想した世界を基に『ピーターパン』の物語を作りあげていく。最初は反対していた劇団員たちも、次第に子供の頃の純粋な気持ちを思い出し、バリの描く世界に引き込まれていく。順風満帆かに思えたが、シルヴィアの体調が悪化し、バリと兄弟たちは新たな試練に直面することになる。そして迎えた新作舞台『ピーターパン』の公演初日。
『ピーターパン』という永遠の物語を生み出した一人の作家と、彼を囲む人々の、美しく、優しく、切ない、感動の物語。
 
 

 
 
東京公演は5月15日(月)~6月5日(月)新国立劇場中劇場にて上演、その後6月9日(金)~12日(月)大阪・梅田芸術劇場メインホール、6月17日(土)・18日(日)久留米・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、6月24日(土)・25日(日)富山・オーバード・ホール、6月30日(金)・7月1日(土)名古屋・愛知県芸術劇場 大ホールにて上演される。
東京公演チケットは絶賛発売中。
 

公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/findingneverland2023/ 
​公式Twitter=https://twitter.com/finding2023
#ファインディングネバーランド
 

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