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新生デスミュへの道 Vol.3~韓国ミュージカル界の歌姫がやってくる!

  • レポート

2019年10月14日(月)

ジェイソン・ハウランドによる歌稽古からのレコーディング、ミュージック・ビデオ&ビジュアル撮影と、大きな動きがあった6月のデスミュカンパニー。そんな忙しい合間を縫って、ひとりで早くもセリフ稽古に臨んでいたキャストがいる。新たに韓国からカンパニー入りを果たす、レム役のパク・ヘナだ。彼女のプロ魂については連載Vol.2でも触れた通りだが、このプレ稽古では、それがさらにいかんなく発揮されていた――。

取材・文/町田麻子


 

▼公演詳細ページはこちら

■栗山民也も惚れ込んだ韓国のトップ女優

新生デスミュのキャストが発表された際、韓国ミュージカル界をよく知る界隈から歓喜の声が上がった、パク・ヘナのレム役登板。それもそのはず、日本ミュージカル界には初登場となる彼女だが、韓国では押しも押されるトップ女優のひとりなのだ。これまでに『ウィキッド』のエルファバ役をはじめ、数々の大作で主要な役を演じているほか、あの「アナと雪の女王」韓国版のボイスキャスト(sing voice)も担当。我らが『デスノート』韓国版(2015年、2017年)でレム役を演じ、演出家・栗山民也の強い思いを受けて新生デスミュ登板となった。新生デスミュは、韓国のトップ女優を日本で観られる貴重な機会でもあるのだ。

出演が決まった際、「日本の俳優の方々と日本語で公演するだけに、準備も沢山しなければならないし、とても緊張しますが、またそれだけに、とてもワクワクしています。一生懸命準備して、良い公演をお見せできるよう、最善を尽くします」とコメントを寄せたヘナ。プロ魂が滲むその言葉通り、彼女の日本語レッスンは本番の1年近くも前から始まっていた。6月に来日した際には既に、簡単な会話なら通訳なしでこなせるまでに!

そんなヘナが、歌稽古・レコーディング・撮影の合間を縫って臨んだのが、演出助手・豊田めぐみと日本語のセリフを練習するプレ稽古。豊田は韓国版『デスノート』再演でも演出助手を務めた、ヘナからの信頼がすこぶる厚い人物だ。韓国でヘナに日本語レッスンをつけてきたキム・テイ氏、年末から始まる全体稽古で通訳を務める藤本春美氏も列席し、4人で顔を突き合わせての濃密な時間が始まった――。

 

■完璧を目指す妥協なきプレ稽古

何と言っても驚くべきは、その細かさだ。まずはレムのセリフを一文以下の短いフレーズに区切り、一つひとつに5分以上の時間をかけ、完璧な発音とイントネーションになるまでひたすら繰り返していく。だがもちろんセリフである以上、日本語として完璧であればそれでOKというわけにはいかない。死神レムらしい言い方になるよう、細かすぎる微調整が続いていくのだ。しかも、一度できればそれでOKとももちろんいかず、何度でも同じ言い方ができるようにしなければならないため、作業は文字通り果てしない。

実に根気の要る作業だが、そこはさすがプロフェッショナルな4人、適度に雑談も挟みながらの稽古は和やかなムード。日本語という言語の抑揚のなさに4人で改めて感じ入ったり、豊田が逆に韓国語を教わったりする場面も見られた。またその中で、ヘナが高校時代、実は第二外国語として日本語を学んでいたという事実も発覚。「でもあんまり勉強しなかったの。日本語は好きだったけど漢字が苦手で…(笑)」とはにかむ可愛らしいヘナの姿に稽古場はさらに和み、楽しき真剣勝負とでも言うべき時間は続いた。

気が遠くなるような繰り返しの果てに、ひととおりのセリフをあたったところで、この日の稽古は終了。抑揚に合わせて腕を動かすなど、彼女ならではの感覚を使って覚え込んだ日本語を、ヘナはこれから、レムとして動く中で再現できるようにしていかなくてはならない。全体稽古開始までの間に、彼女が韓国で「一生懸命準備し」なければならない量はあまりに膨大だが、この日の明るい表情を見る限り、「それだけに、とてもワクワクしています」という言葉に嘘がないことは明らか。彼女ならば、日本語という壁を完璧にクリアした状態で再来日してくれることだろう。

 

▼『デスノート THE MUSICAL』2020  レム役 / パク・ヘナ紹介映像
≪代表作品ダイジェスト≫

 

★<新生デスミュへの道>連載一覧★

Vol.1~新W夜神月&新エル始動!

Vol.2~MVのレコーディング&撮影現場に潜入!

Vol.3~韓国ミュージカル界の歌姫がやってくる!

Vol.4~台風一過の“取材日”ドキュメント

 


 

【公演概要】

デスノート THE MUSICAL


音楽:フランク・ワイルドホーン  
演出:栗山民也
作詞:ジャック・マーフィー    
脚本:アイヴァン・メンチェル

出演:
村井良大 甲斐翔真 髙橋颯
吉柳咲良 西田ひらり パク・ヘナ
横田栄司 今井清隆 ほか

<東京公演>
期間:2020年1月20日(月)~2月9日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
主催:日本テレビ、ホリプロ
企画制作:ホリプロ
※静岡、大阪、福岡公演あり

 

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