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「『カリギュラ』を経て、その先が見える気がします」~『カリギュラ』菅田将暉インタビュー~

  • インタビュー

2019年7月25日(木)

2019年11月上演の舞台『カリギュラ』の主演 菅田将暉のインタビューをお届けします。
デビュー10周年を迎え、独裁者カリギュラに挑戦するきっかけや思いをお聞きしました。

 

取材・文/三浦真紀
撮影/福岡諒祠

 


 

▼公演詳細ページはこちら

 

■表現者として型にはまらず自分なりの道を探すカリギュラは理想像

――デビュー10周年で『カリギュラ』に挑まれる今の思いを教えてください。

カリギュラの生き様と存在感を演じることが、僕の中での一つの区切りになると思います。最近、気づいたら、正解でも不正解でもない、大きなものと戦う役が多いんですね。それらの締めくくりのような心持ちです。

 

――カリギュラを演じるとのことで、周りからの声や反響はいかがですか。

めちゃくちゃ多いです。仕事関係の仲間だけでなく、一般の友達からも言われました。ビジュアルのインパクトも強いし、「見たい!」と言ってくださいます。カリギュラを知らない人でも、菅田将暉が変なことをやろうとしている!みたいな。きっとカリギュラって一つのアイコンなんですかね。

 

 

――『カリギュラ』を演じようと思われたきっかけは?

とある僕の信頼している人に、「ぜひ今の菅田君で見たい。」と言われて、やってみたいと思いました。栗山さんと初めてタッグを組めること、大先輩方とご一緒できること。いろんな可能性に満ち溢れていると感じています。僕自身、一人の表現者としては、型にはまらず自分なりの道を探すカリギュラは理想像。そんなカリギュラを演じ切りたいです。

 

――演出の栗山民也さんに期待することはありますか。

栗山さんが手がけた「夢の裂け目」を拝見して、役者陣そして空間への愛情とリスペクトを感じました。『カリギュラ』の演出も、純粋にどうなるのか楽しみです。

 

 

■やりたいことは何でもやりたい年頃

――この作品で挑戦したいことを教えてください。

今まで割と勢い任せで演じてきたところがあります。今回は演劇の大先輩方が唸るような表現をきちんと作っていきたい。肉体からつま先、頭のてっぺんまで気を配って。カリギュラはある種、中性的でファジーな様々なものを背負う存在。カリギュラでなければできないお芝居の表現がたくさんあり、俳優としてありがたい役です。今考えるイメージを一つあげるとしたら、やはり美しくありたい。客席から数メーターの距離で異世界を作るわけで、そこに日本人的生活感はいらない。とはいえ、日本人にでも伝わるカルチャーの伝え方をしなければいけない。そのあたりをどうするのか、楽しみです。

 

――すでに役作りは始まっていますか。

11月の公演なのでまだですね。今回は短期集中で役作りしたいな、と。特にカリギュラ役はタイミングを見ないと難しい気がします。最初に脚本を読むときの感覚がすごく大事。パラパラとは脚本を読みましたが、同じ読むにしろ自分がやることを想定して読むには覚悟が要ります。今は別の作品の準備期間なので、そのモードで読むと精神的に変わるし、今の世界情勢とも違う。生ものだけにマインドとして、そのときの空気感を掴みたい。そこは自分なりに測らないとと思っています。

 

――今の段階で独裁者カリギュラのイメージはありますか。

どんな言われ方をされている人であれ、彼は王。人前に立つ人間はすごいんです。どれだけ最低なことをしようと悪だろうと、それなりのパワーとバイタリティ、カリスマ性がある。そう考えるとエネルギーが半端じゃなく必要ですね。しかも時代背景や国も担っている。僕は本物の王になったことがないし、会ったこともない。まずは王としての在り方を捉えたいです。いくら感情を体現しようと、その人物に人を引っ張る力がないと説得力が出ない。きっと王様は日々大変ですよ。

 

 

――カリギュラを演じることで何かが変わると思いますか。

うーん。今の僕はじっとしていられなくて、やりたいことは何でもやりたい年頃。大人でも少年でもない、人間でもないような…。カリギュラを演じることで、発見がいっぱいあるんだろうなと今から楽しみです。もちろん10年の締めくくりと言っても、まだ俳優人生は続くわけで、これで辞めるわけじゃない。この『カリギュラ』を経てその先が見える気がします。下手したら、もうお芝居はいいやってなるかもしれない(笑)。何が起こるかわからないけど、そのくらいの気合で臨みたいです。

 

 

【プロフィール】

菅田将暉(すだ・まさき)
公式HPTwitter公式LINE

1993 年2月21日大阪府生まれ。2009 年『仮面ライダーW』でデビュー。2013 年『共喰い』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞、 2018年『あゝ、荒野』で第68回 芸術選奨映画部門 文部科学大臣新人賞、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など各映画賞を総なめにした。 2017年から音楽活動を開始。今年デビュー10周年をむかえ、役者、アーティストとしてさらに大きな注目を集めている。
主な出演作/映画:『キセキ ーあの日のソビトー 』『帝一の國』『銀魂』『火花』他。ドラマ:NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』『dele』『3年 A 組―今から皆さんは、人質です―』他。舞台:『タンブリング』(増田哲治演出)、『ロミオとジュリエット』(蜷川幸雄演出) 『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(小川絵梨子演出)など。
待機作品/『アルキメデスの大戦』(2019年7月26日公開・主演)、 『タロウのバカ』(2019年9月6日公開)。

 


 

【公演概要】

『カリギュラ』

作:アルベール・カミュ
翻訳:岩切正一郎
演出:栗山民也
出演:菅田将暉 高杉真宙 谷田 歩 橋本 淳 秋山菜津子 ほか

<東京公演>
期間:2019年11月9日(土)~11月24日(日)
会場:新国立劇場 中劇場
※福岡公演・兵庫公演・宮城公演あり

 

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